アニメ鑑賞日記 『崖の上のポニョ』

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     あの宮崎駿の話題作『崖の上のポニョ』がようやくレンタル開始。公開当時は賛否両論だったような気がしますが、結局大ヒットとなった本作。時間と場所の関係で映画館には行けなかったのでレンタル開始はかなり楽しみにしてました。ちなみに、近所のTUTAYAの開店20分後に店に行ったんですが、すでに30本くらいあるレンタル品の中で借りられていなかったのは2〜3本でした。凄い人気です。

     物語は「人魚姫」をモチーフにしたものとなっていますが(宮崎駿自身は否定したり、影響を受けたとか、いろいろ言っているらしいんですがどうなんでしょうか?)、最後はジブリアニメらしくハッピーエンド。子どもが見るのには単純明快、分かりやすくって、テンポも良い。最高の作品なんじゃないかな。主人公の宗助がポニョを拾って、ポニョが人間になるまでの2日間を描いたもので、本当に絵本を観ているような話でした。
     今回凄いなと思ったのが、その映像の美しさ。正確に書くと、映像のやさしさでしょうか。色がやさしいですわ。これは観てもらえばわかると思いますが。そして、色鉛筆で描いたような背景が良かった。色鉛筆の背景とアニメが見事に融合されているといった感じでしょうかね。とっても斬新。
     物語の中盤の宗助とリサが「ひまわりの家」から家に帰るシーンは、他の作品に比べればアクション性は少ないんですが、小さな子どもには十分な刺激があるでしょうし、全編を通じて子供が飽きない工夫がされているのも分かるし、我が息子さんにもちょっと理解できるようになったら是非観せたい作品。

     大人が観ても楽しめる作品だと思いますが、やっぱりちょっと物足りないものではあります。でも、子どものころの純粋な心で観たり、癒しを求めて観るなら最高なんじゃないかな。むしろ、この作品を駄作だとか、なんだかと文句言うようだったら疲れているか、心が荒んでいるのか、なんか安定していないかも。そんな感じのする作品でした。
     いろいろレビューも見ましたが、子どもが親を呼び捨てにするような本作は子どもに見せられないとか、宮崎駿がこの作品で何を訴えたいのか全く分からないとか、見当外れの意見も多いですね〜。


    <スタッフ>
    監督・原作・脚本:宮崎駿  プロデューサー:鈴木敏夫
    制作:星野康二  音楽:久石譲  作画監督:近藤勝也
    作画監督補:高坂希太郎、賀川愛、稲村武志、山下明彦
    原画:田中敦子、山田憲一、芳尾英明、山森英司、二木真希子、大塚伸治/小西賢一、本田雄他
    動画チェック:舘野仁美  動画チェック補:中込利恵、藤井香織
    作画協力:アニメトロトロ、中村プロダクション、スタジオたくらんけ、スタジオコクピット、動画工房、ゴンゾ、ブレインズベース、竜の子プロダクション、スタジオカラー
    美術監督:吉田昇  美術監督補:田中直哉、春日井直美、大森崇
    背景:伊奈涼子、芳野満雄、平原さやか、福留嘉一、武重洋二/男鹿和雄他
    色彩設計:保田道世  映像演出:奥井敦  編集:瀬山武司
    整音:井上秀司  音響効果:笠松広司(デジタルサーカス)
    録音演出:木村絵理子  指揮・ピアノ演奏:久石譲
    演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団  ヴォイス:麻衣
    コーラス:栗友会合唱団  特別協賛:アサヒ飲料
    特別協力:ローソン、読売新聞  製作担当:奥田誠治、福山亮一、藤巻直哉
    制作:スタジオジブリ


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    アニメ鑑賞日記 『赤毛のアン』

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       世界名作劇場の中でもトップ5には入る完成度の『赤毛のアン』。原作ももちろん素晴らしい作品ではありますが、このアニメ版も素晴らしい。たぶん映像化されている『赤毛のアン』の中で一番クオリティが高いんじゃないかな。制作は1979年ですが全く古さを感じない。
       それもそのはず、演出は『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』などの高畑勲、場面設定・画面構成にあの宮崎駿(途中、『ルパン三世 カリオストロの城』制作のために抜けますが)などのメンバーが揃っていますから。

       ということで、この『赤毛のアン』が急に観たくなり、今、毎週一枚ずつレンタルしてきて鑑賞中。現在第6話。まだまだ先が長い。

      第1話 マシュウ・カスバート驚く
      第2話 マリラ・カスバート驚く
      第3話 グリーン・ゲイブルの朝
      第4話 アン・生立ちを語る
      第5話 マリラ決心する
      第6話 グリーン・ゲイブルズのアン




      アニメ鑑賞日記 『ゲド戦記』

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         まだ観ていなかった『ゲド戦記』を観る。これは2006年のスタジオジブリ製作のアニメで、監督は宮崎駿の長男・宮崎吾朗。正直、宮崎駿の域にはほど遠い作品であるというのは間違いないでしょう。壮大な世界・物語であるのに、なぜか作品自体の印象は薄っぺらい感じがしてならない。なんとも不思議な感じの作品であります。

         この作品については、公開当時・公開後にいろいろ物議をかもしたというのはよく覚えております。『ゲド戦記』の原作者の意図から離れた作品だとか、挿入歌の「テルーの唄」についての問題とか。
         そういったことを置いておいたとしても、どうも満足するような内容ではありませんでした。まず、個人的な疑問としては『ゲド戦記』という原作があるのに、それになぜ宮崎駿原作の『シュナの旅』の要素をアレンジして入れたのかが謎。僕は原作の『ゲド戦記』は読んでいませんが、その物語自体でも十分面白い素材なんではないかなと思いますし、『シュナの旅』もそのまま映画にするなら非常に面白い作品になるんではないかと思います。それを中途半端にアレンジして、せっかくの物語の重厚さがなくなったんじゃないでしょうか。
         物語の要素の説明も不足。いわゆる通り名ではなく、本当の名前が物語の中で重要な要素になっているのですが、それが全く説明もなく進んでいっている。最後のシーンで本当の名前って重要なんだろうなと分かるくらい。どうも、ストーリー進行の方法が弱いんではないかなと思ってしまった。
         あと気になったのは、セリフが全体的にぼそぼそ言い過ぎでよく聞き取れなかったこと。テレビの音量が低いのかと思っちゃいました。

         他にも言いたいことは沢山あるんですが、途中で眠たくなったということからもこの作品の完成度がわかるでしょう。好きな人もいると思いますが、僕にとってはちょっと残念な作品でした。


        <スタッフ>
        原作:アーシュラ・K・ル=グウィン 原案:宮崎駿 (『シュナの旅』)
        監督:宮崎吾朗 脚本:宮崎吾朗、丹羽圭子
        作画演出:山下明彦 作画監督:稲村武志
        美術監督:武重洋二 音楽:寺嶋民哉
        色彩設計:保田道世 デジタル作画監督:片塰満則
        映像演出:奥井敦 録音演出:若林和弘
        整音:高木創 効果:笠松広司 整音監修:井上秀司
        編集:瀬山武司 プロデューサー:鈴木敏夫
        協賛:アサヒ飲料 制作:スタジオジブリ 配給:東宝

        <キャスト>
        アレン:岡田准一 テルー:手島葵 ハイタカ:菅原文太
        クモ:田中裕子 ウサギ:香川照之 テナー:風雪ジュン
        ハジア売り:内藤剛志 女主人:倍賞美津子 王妃:夏川結衣
        国王:小林薫



        アニメ鑑賞日記 『鉄コン筋クリート』

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           松本大洋の出世作であり、代表作の『鉄コン筋クリート』のアニメ映画。正直、それほど期待していた作品ではなかったのですが、そのデキの高さにびっくり。侮っていてスイマセン。松本大洋の漫画がそのまま動いているような作品で、物語も変に降りジナリィティを出そうとして失敗することなく忠実に再現。なにより、全てが綺麗で、特に街の様子は感動もの。舞台である宝町が、物語にとってかなり重要な意味を持つだけに、街の様子がしっかり描かれているだけでもポイントが高い。
           声優陣もかなり豪華で、それぞれのキャラクターのイメージにぴったり。特にシロ役の蒼井優はかなりいい。普段のしゃべり方とかなり違うだけに、しっかりと役を演じているというところでしょうか。クロ役の二宮和也も当たり。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの主題歌『或る街の群青』良かった。作品のイメージにぴったり。
           というわけで、本作は僕的には限りなく100点に近いデキでありました。

          <キャスト>
          クロ・イタチ:二宮和也 シロ:蒼井優 木村:伊勢谷友介
          沢田:宮藤官九郎 ネズミ(鈴木):田中泯
          じっちゃ:納谷六朗 藤村:西村知道 組長:麦人
          チョコラ:大森南朋 バニラ:岡田義徳
          小僧:森三中(黒沢宗子・村上知子・大島美幸)
          アサ:玉木有紀子 ヨル:山口眞弓 阿久津:浅井晴美
          安田:今泉厚 五島:ブライアン・バートン=ルイス
          チンピラ:奈良徹 アパッチ3:水谷俊介
          アパッチ4:吹上タツヒロ 鈴木の子分1:中島ヒロト
          鈴木の子分2:柴田博 子供の城係員:米岡誠一
          大田:松丸裕二 カップル男:古家正亨
          駅のアナウンス:松下俊也 蛇:本木雅弘
          宝町の皆さん:伊藤麻衣、千葉優輝、金子正之、峰岸由香里、堀江一眞、井上麻里奈、富樫由梨子、阿澄佳奈、山田友理子、山田絵美子、鎌形英一、鳥羽洋典、小川容子、本間久美子、小野幹雄、竹内文恵、関谷奈美、大久保陵平、藤森匠、田中栄子、マイケル・アリアス、阿部音音、阿部恋、片淵秋、川勝真知子、小林治

          <スタッフ>
          監督:マイケル・アリアス 演出:安藤裕章
          脚本:Anthony Weintraub 総作画監督・キャラクターデザイン:西見祥示郎
          美術監督:木村真二 CGI監督:坂本拓馬
          作画監督:浦谷千恵 作画監督・車両デザイン:久保まさひこ
          色彩設計:伊東美由樹 動画監督:梶谷睦子
          音楽: Plaid サウンドデザイン:Mitch Oshias
          編集:武宮むつみ



          アニメ鑑賞日記 『象の背中-旅立つ日-』

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             本当に泣いた。このアニメ観ているだけで涙が出てくる。それも何回も。

             結婚して、子供ができて、守るものが自分以外にできたことで強くなった一方で、弱くなった部分も確実にある。もう、嫁さんも息子もいない生活なんて考えられない。そして、逆で嫁さんと息子とをおいて自分が死ぬ事も怖い。そんな、毎日の中ではつい忘れてしまう大事なことを思い出させてくれる作品。
             この作品はJULEPSというバンドのミュージックビデオみたいないもので知りました。調べてみると、原作はあの秋元康の小説で、役所広司、今井美樹出演で映画化もされたもので、イラストレーターの城井文によってアニメ化されたということです。まあ映画は観ていないんでなんとも言えませんが、このアニメがとっても優しくって、そして心に響いてくる感じ。これを観てもピンとこなくても、きっと自分に子供ができたらよく分かると思います、この感動は。

             僕の周りでは、結婚して子供が生まれたのはうちが最初でした。最近でこそ、ようやく知り合い、先輩・後輩の結婚が続いておりまして、今年・来年と友人、後輩に子供が生まれる予定です。これから子供が生まれる友人に是非とも、子供が生まれてからでも観てもらいたいですね。





            アニメ鑑賞日記 『イヴの時間』

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               今、Yahoo!動画で無料で観ることができるアニメ『イヴの世界』が何だか面白い。まだ2話までしか公開されておらず、2話を使ってようやくその世界の説明が終わった感じなのですが、これから面白くなりそうな雰囲気がプンプンします。
               アンドロイドが普及し始めた世界を描いており、アンドロイドが様々な社会問題を引き起こしていきそうな中で、人間とアンドロイドとの関係を描いていくという感じのストーリーなんですが、正直まだどんな展開になっていくのかは予測不可能。というか、ストーリーといった感じのストーリーはまだ始まっていない。それなのに、この面白さはいい感じ。

               公式ページによると、スタッフ・キャストともにかなりの豪華な顔ぶれらしい。それが無料で観れるというのはなんとお得感でしょうか。全6話で、2ヶ月に1話が更新されていくということなんで、続きはかなり待たされることになりますが楽しみに待っていこうと思います。



              アニメ鑑賞日記 『COWBOY BEBOP 天国の扉』

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                 テレビシリーズの『COWBOY BEBOP』は全て観ていたのですが、この映画版はこの前ようやく観ました。公開が2001年9月ということでかなり昔の作品ではありますが、やっぱり『COWBOY BEBOP』は古さは感じられず、大変楽しめました。

                 物語は
                 2071年、ハロウィンを目前にした火星のクレーター都市アルバシティー。その高速道路でタンクローリーが突如爆発炎上した。事故発生現場周辺に居合わせた人々は原因不明の症状を訴えて次々と倒れていき、一連の事件の死傷者は400人を上まわるという大惨事になった。次々と死んでいく被害者を見た警察は、正体不明の生物兵器を使用したテロの可能性を示唆する。これを受けた火星政府は、犯人に前代未聞の3億ウーロンという巨額の懸賞金をかけることを発表した。別件で盗難クレジットカードの使用情報からハッカー、リー・サムソンを追っていたフェイが偶然この事件を撮影。そこには腕に入れ墨がある男が映っていた。3億ウーロンを手に入れるため、4人はその男を探し始める。(Wikipediaから)

                 この作品は当然映画版ということで、時間は2時間ほど。なんですが、いい意味でテレビ版と同じ雰囲気をしっかりと出しております。映画版だからと言って変に小難しい内容になったり、内容を詰めすぎありした感じはしなく、本当にテレビ版がそのまま時間が延長された感じで、観ていて非常に楽な気持で楽しめました。
                 テレビ版を最後まで見ていれば、最後のほうではエドがいなくなっていたりしますが、どうやら時間軸的にはテレビ版の22から23話の間の話のようです。このあとに、あんな壮絶な物語が続いていくと思うとなんとも今回の話なんてかわいいもんですなぁ。

                 映画となっても十分に楽しめる『COWBOY BEBOP』はやはり名作。時間があったらまたテレビ版を最初から観たいんですが、なかなか時間が取れませんな・・・。


                <スタッフ>
                原作:矢立肇 監督:渡辺信一郎
                エグゼクティブ・プロデューサー:吉井孝幸、角田良平
                プロデューサー:植田益朗、南雅彦、高梨実
                脚本:信本敬子
                キャラクター・デザイン/作画監督:川元利浩
                メカニック・デザイン:山根公利
                セット・デザイン:竹内志保
                美術監督:森川篤
                色彩設計:中山しほ子
                演出:武井良幸
                メカニック作画監督:後藤雅巳
                アクション作画監督:中村豊
                音楽:菅野よう子
                音響監督:小林克良
                撮影監督:大神洋一
                編集:掛須秀一
                演奏:シートベルツ
                制作:サンライズ、ポンズ、パンダイビジュアル
                配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
                配給・宣伝協力:東急レクリエーション

                <キャスト>
                (声の出演)
                スパイク・スピーゲル:山寺宏一
                フェイ・ヴァレンタイン:林原めぐみ
                ジェット・ブラック:石塚運昇
                エド:多田葵
                レンジィ:石橋蓮司
                ラシード:ミッキー・カーチス
                エレクトラ:小林愛
                ヴィンセント:磯部勉



                アニメ鑑賞日記 『FREEDOM』

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                   先日、ケーブルテレビで全話一挙放送というのをやっていたのを録画し、ようやく鑑賞終了。この作品はカップヌードルのCMアニメというプロジェクトの中から生まれたもので、絵を見れば大友克洋が本作に関わっているのは誰にでも一目瞭然。が、結局この作品には大友克洋は関わっていない。正式に言うと、このプロジェクトの初期設定段階に参加ということになっていますが、途中降板なのかどうなのかはなぞ。この作品のDVDが発売された当初は僕はなんも知らなくって、大友作品だと思って1話だけ購入してしまったんですが、大友不参加の事実を知り冷めてしまった記憶があります。今でその第1話のDVDも売ってしまったし、全話揃えようと思ったのも過去の想いとなってしまいました。
                   まあ、今回はケーブルテレビでの放送ということで、全話一気に観れるんならということで録画したわけですが、全話観ての感想は・・・、う〜んって感じ。結局一番面白かったのは1話で、どんどんトーンダウンしていく感じで、ストーリーの深さも感じられない。CMでちょっと観た感じのほうが断然面白そうなのに、本篇になると全くといった感じで何ででしょう?結局、僕の中で冷めてしまった部分が物語の感情移入に微妙に影響しているのかもしれませんが。
                   全6話で終了らしいのですが、ラストもなんだか中途半端。もっと盛り上がりがくるのかなと思ったらそうでもない。と思っていたら、今月に特別編としての第7話が発売されるとか。というか、この第7話がないと全体の謎もなにもわかったもんじゃないと思うんですがね。まあ、全体の判断はこの第7話を観てからということでしょうかね。それまで、この作品の良し悪しの判断は持ち越しです。

                   そうそう、第6話では『王立宇宙軍〜オネアミスの翼』のオマージュ的な部分がちょいとあったようなんですが気のせいでしょうか。


                  <スタッフ>
                  企画・原案:高松聡 監督:森田修平
                  シリーズ構成:佐藤大・千葉克彦
                  キャラクター&メカニックデザイン:大友克洋
                  キャラクターデザイン:桟敷大祐・入江篤
                  メカニックデザイン:末武康光
                  世界観設定:渡部隆・曽野由大・青木智由紀
                  CGI監督:佐藤広大 音楽:池頼広



                  アニメ鑑賞日記 『王立宇宙軍〜オネアミスの翼〜』

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                     1987年に公開されたアニメ作品である『王立宇宙軍〜オネアミスの翼〜』。かなり昔に観た記憶はあったんですが(きっと時期的に小学生くらいかなと)内容もあまり覚えていないし、嫁さんが観たいということで借りてきたんですが、なんだか持っていた印象というか記憶とだいぶ違っていて新鮮に観ることができました。
                     
                     物語はWikipediaから引用。
                    所属が10人に満たず「失敗ばかり」「なにもしない軍隊」と揶揄され、世間に落第軍隊として見下されているオネアミス王立宇宙軍の士官・シロツグ=ラーダットは、欲望の場所でしかない歓楽街で献身的に布教活動を行う少女・リイクニ=ノンデライコとの出会いをきっかけに、それまでのその日暮らしの自堕落な生活を捨て、宇宙戦艦という名目の人類初の有人人工衛星打ち上げ計画に参加し宇宙を目指すことになる。

                     この作品は興行的にはあまり良くなかったようですが、その後のビデオ等の売り上げは良かったようで不思議な作品かなと。内容的には僕的にはよく出来ているし、今でも完成度は高い作品ではあるんじゃないかなと思っているんですがね。
                     それよりも、この作品の不幸なところはきっと作品意外の部分でエピソードが多いことでしょうか。この作品のためにGAINAXが設立されたとか、スポンサーの意向でタイトルが変わったとか、監督の山賀博之と宮崎駿が口論に近い対談を行ったとか。まあ、色々興味あることもありますがね。

                    <キャスト>
                    シロツグ:森本レオ リイクニ:弥生みつき マナ:村田彩
                    マティ:曽我部和恭 カロック:平野正人 ドムロット:鈴置洋孝
                    ダリガン:伊沢弘 チャリチャンミ:戸谷公次 ネッカラウト:安原義人
                    ヤナラン:島田敏 マジャホ:安西正弘 グノォム博士:大塚周夫
                    カイデン将軍:内田稔 デクロ:及川ヒロオ トネス殿下:熊倉一雄
                    指導官:飯塚昭三

                    <スタッフ>
                    製作:山科誠 企画:岡田斗司夫、渡辺繁 監督・原案・脚本:山賀博之
                    脚本協力:大野木寛 助監督:赤井孝美、樋口真嗣、増尾昭一
                    キャラクターデザイン・作画監督:貞本義行 
                    作画監督:庵野秀明、飯田史雄、森山雄治
                    スペシャルエフェクトアーティスト:庵野秀明
                    美術監督:小倉宏昌 原画:高坂希太郎、江川達也
                    設定スーパーバイザー:野田昌宏、江藤巌
                    デザイン、レイアウト:藤原カムイ
                    音響監督:田代敦巳 音楽監督:坂本龍一
                    音楽:坂本龍一、上野耕路、野見祐二、窪田晴男
                    制作:GAINAX 製作:バンダイ



                    アニメ鑑賞日記 『時をかける少女』

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                       今、豊島園のユナイテッドシネマで「傑作アニメセレクション」というイベントが行われておりまして、毎週1週間の期間限定で過去の名作アニメが上映されております。チケット代が1000円とお得であり、ビデオでしか観たことない作品を映画館で観るというのはまた格別であります。やっぱ迫力とかも違いますからね。先週は『機動警察パトレイバー 2 the Movie』を観に行ったのですが、今週の上映作品は『時をかける少女』。
                       正直、僕はあまり期待はしていなかったんですが、嫁さんが観てみたいと言い張るんで行ってきましたが、これが中々いい作品。調べてみれば、公開当時は東京都内において上映されていた映画館は1つだったのにも関わらず、口コミによって異例のロングランとなったらしいんですが、それも頷ける。

                       物語は、Wikipediaからの抜粋で。
                       「東京の下町にある高校に通う女子高生・紺野真琴は、ある日踏切事故にあったのをきっかけに、時間を過去に遡ってやり直せるタイムリープ(時間跳躍)能力に目覚めてしまう。
                       最初は戸惑いつつも、遅刻を回避したり、テスト問題を事前に知って満点を取ったりと、奔放に自分の能力を使う真琴。そんなある日、仲の良い2人の男友達との関係に、微妙な変化が訪れ・・・」

                       タイムリープというSF的な内容に注目されがちだと思いますが、本作品が評価されるのは誰にでも経験がある人間関係の変化が見事に描かれているという部分ではないでしょうか。ずっとこのままの関係でいられると思っていても、それは一時的なもの。それは大人になれば必然と分かってくるものですが、高校生くらいの時期ってそうは思わないんですよね。その楽しい時間はずっと続くものだと思ってしまうし、高校時代の関係はずっと卒業しても同じまま続くと思ってしまう。
                       でも、男女のグループで仲良くっても、そこに恋愛感情が生まれると関係は微妙に変化してくるし、時にはその関係が壊れてしまう。そうでなくても、それぞれが成長することで自然とバラバラになっていってしまう。そんなの大人になってしまえば当り前のことだし、むしろ大人になれば表面的な付き合いもあるんでまた違った付き合いが生まれるもんです。でも、高校ぐらいの年代って、常に真剣なんでしょう。凄い深い部分で繋がろうとするし、その関係が崩れた時って深く傷つく。まあ、誰にでも通るような道
                      なんですがね。
                       この作品の中で主人公の紺野真琴と同級生・間宮千昭、津田功介の3人の関係を観ていると、高校時代の淡い思い出を思い出してしまいますな。きっと、この3人の関係に共感する人って多かったんじゃないかな。今の関係を続けたい、でももう一歩深い仲に踏み込みたい。そういった関係の微妙な変化がよく描かれておりますね。

                       原作は筒井康隆さんの同名の『時をかける少女』ではあるのですが、アニメ作品は原作の約20年後を舞台とした作品となっているとのことです。あとで知ったんですが主人公・紺野真琴の叔母として登場する芳山和子が原作『時をかける少女』のヒロインだったんですねぇ〜。
                       原作『時をかける少女』も読んだこともないし、原田和世さん出演の映画も観ていないんですが、このアニメ版を観てあらためてチェックしたいなと思いましたね。

                      <スタッフ>
                      製作総指揮:角川歴彦 監督:細田守
                      製作:井上伸一郎、江川信也、川島晴男、川崎代治、森本義久、榊俊人
                      制作:丸田順悟 企画:丸山正雄 製作統括:安田猛
                      プロデューサー:渡邊隆史、齋藤優一郎
                      脚本:奥寺佐渡子 キャラクターデザイン:貞本義行
                      作画監督:青山浩行、久保田誓、石浜真史
                      作画監督補佐:藤田しげる、名倉靖博
                      美術監督:山本二三 色彩設計:鎌田千賀子
                      撮影監督:冨田佳宏 CG:ハヤシヒロミ
                      ラインコーディネーター:奈良井昌幸 編集:西山茂
                      音響効果:倉橋静男・米原想 録音:小原吉男 音楽:吉田潔
                      ピアノ演奏:美野春樹 アニメーション制作:マッドハウス
                      配給:角川ヘラルド映画 
                      <声>
                      仲里依紗(紺野真琴)、石田卓也(間宮千昭)、板倉光隆(津田功介)、
                      原沙知絵(芳山和子)、谷村美月(藤谷果穂)、垣内彩未(早川友梨)、
                      関戸優希(紺野美雪)



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