今日の噺家 柳家三三師匠篇

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     今の若手トップクラス(噺家の若手という概念が微妙ですが、30代くらいと僕は考えています)の噺家と言えば三三師匠でしょうかね。僕的に若手トップと考えると柳家花緑師匠、古今亭菊之丞師匠がトップ3かななどと考えておりますが、どうでしょうかね。まあ異論は沢山あるでしょうが・・・、まあ、あくまで僕個人の考えということで。

     三三師匠との出会いは今年の正月、寄席の特別公演でのことですね。持ち時間が5分とか持ち時間がなく、もう本当に次から次へと噺家が出てくる中でさらっと出てきてネタを演って(記録にないんでうすが、軽い噺をやったような気がします)引っ込んでいったのを観たのが初めて。
     最初の印象は、偉く若いけど噺がうめぇなぁというもの。それから、ちょいちょいテレビなんかでネタを観て、すっかり虜になってしまったというわけ。で、それから経歴とかを調べてみると若くして小三治師匠に弟子入りし、二つ目時代には様々な賞を受賞している。で、真打ちになったのが2006年で、まだ1年も経っていない。それであの落ち着きよう、ネタの完成度。こりゃ、凄げぇ噺家になるに違いないと思ったわけですな。
     実際に、三三師匠の独演会は本当にすぐに売り切れになってしまう。まだ真打ちになったばかりでこの人気は凄い。この人気はやっぱり、その実力が認められているからでしょう。きっと、数年後、三三師匠と同じ時代にいて、生で落語を聴けたことが自慢できるときが来るんではないでしょうか。僕はそう思っております。

     三三師匠の魅力はやはり小三治師匠譲りの本格的な喋りでしょう。まだ若くって、年齢とネタの間で違和感があるところもあるはあります。が、それでもしっかりとネタを完成させている(きっと、これからさらに完成度は上がっていくんでしょうが)のが分かります。若手にありがちな、短絡的な笑いがないのも好印象ですね。
     今で観たことのあるネタは、
    「味噌豆」「大岡政談」「悋気の駒」「一目上がり」「へっつい幽霊」「明烏」「巌流島」「品川心中」「笠碁」「三軒長屋」「権助提灯」「出来心」「五目講釈」。
     こうみると結構聴いてますな。記憶では「明烏」「品川心中」「笠碁」が良かったと思います。あと、「悋気の駒」「権助提灯」と、お使いに出される権助のキャラクターが非常に良かった感じがしますね。こうやってみると、人情噺を聴いていない。機会があったら人情噺をどう三三師匠は料理するのか、聴いてみたいもんです。

    <略歴>
    1993年 10代目柳家小三治に入門 前座名・小多け
    1996年 二つ目昇進 三三に改名
    1999年 第9回北とぴあ若手落語饗宴会・大賞受賞
    2002年 平成13年度にっかん飛切落語会若手落語家・努力賞受賞
    2003年 平成14年度にっかん飛切落語会若手落語家・奨励賞受賞
    2004年 平成15年度にっかん飛切落語会若手落語家・大賞受賞
    2005年 平成16年度花形演芸大賞・銀賞受賞
    2006年 真打ち昇進

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    今日の噺家 10代目柳家小三治師匠篇

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       今現在、江戸落語の中で名人を挙げるとすると、必ず出てくる名前と言えば小三治師匠でしょう。落語をあまり知らなくても小三治師匠の顔をどこかで見たことがある人は結構いるんではないでしょうか。最近はテレビにはあまり出ていないと思いますが、以前はNHKなんかで出ていた時期もあるようで、僕もなんとなく落語をちゃんと聴くようになる前から小三治師匠のことはしっておりました。

       小三治という名跡は、柳家の大名跡である「小さん」になる前の名跡といった感じなんですが、今の10代目は小三治という名跡自体を大きくしたと言えるでしょう。これって凄いことですね。落語は今まで300年近くの歴史の中で名跡というものは継がれていったわけで、その中で大きくなっていくものだと思います。その長い時間をかけて大きくなっていく名跡を、まさに1代で大きな名跡にするわけですから。
       そんな小三治師匠ですが、師匠の高座の特徴はマクラ。マクラが長いというのは有名でして、ネタよりも長くなることもあるようです。僕はどちらかと言うと寄席で聴くことが多いので、凄い長いマクラを聴いたことはないんですが、寄席でも結構な時間を使いますからね。それもその時その時の客席の様子だったり、時期的なネタだったり、多彩でそれだけでも聴く価値があるくらいだと思います。
       そして、やはり名人と言われるのはマクラの面白さだけではない。ネタもまさに本格派。決して爆笑系の噺家ではないのですが、間と雰囲気で会場を完全に虜にすることができる。気付いたら爆笑の渦というわけ。
       マクラも面白くって、ネタも真っ向勝負の本格派。まさに落語を初めて聴く人が最初に小三治師匠にであったなら、その後の落語生活はハッピーそのものでしょうな。10枚組のDVDも発売されますし(7月から9月に延期されてしまいましたが)、新しいCDも次々に発売されているようですし、今現在68歳の師匠ですがまだまだその活躍から目を離せません。



      今日の噺家 柳家さん喬師匠篇

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         僕が「今、好きな噺家は?」と聞かれたら一番に名前を出すであろう噺家が、さん喬師匠であります。さん喬師匠はどちらかと言うと目立たない感じの噺家かもしれませんが、それはあくまで雰囲気。高座に上がった時の存在感、目の前にその情景が広がるような表現力、そして活き活きとした人物を演じわけるその人間描写の素晴らしさ、どの点をとっても名人に相応しいといえる噺家の一人だと思います。

         師匠は5代目小さん師匠の17番目の弟子で、1967年に入門。前座名は「小稲」、きっと小さん師匠の「小」と、本名・稲葉稔の「稲」をとっての名前でしょう。1972年にさん喬で二つ目に昇進、1981年に真打ち昇進。今もホームページを持っていないですし、あまり派手なことが好きではないようですね。趣味が剣道、スキー、料理とちょいと意外な面もありますが、本当に落語に対してしっかり向き合っているというのが伝わる噺家だと思います。

         僕が初めてさん喬師匠を聴いたのは去年の暮れの『さん喬・権太楼二人会』。考えてみるとまだ半年くらいしか経っていないんですね・・・。で、その時に聴いたのが「二番煎じ」と「巌流島」。もう「二番煎じ」の外の寒い情景表現でなんて巧い噺家なんだと思ってしまいました。すっかり噺の世界に入り込んでしまって、気付いたらその日で完全にさん喬師匠にはまってしまったわけですね。それから生で聴いたネタは「初天神」「短命」「時そば」「長短」「百年目」「百川」「お若伊之助」「家見舞」「天狗裁き」「らくだ」「子別れ」。CDで聴いたのが「片棒」「幾代餅」など。半年の間に結構聴いたもんですな。なかでも良かったのは「百年目」と「百川」。あとCDでしか聴いてませんが「幾代餅」も生で聴いてみたいですね。
         今、さん喬師匠は59歳。まさに実力と経験が高いレベルでバランスがとれている時でしょう。現在、観るべき噺家の一人であるということは間違いないと思います。落語を初めて聴く人も、きっとさん喬師匠を聴けば落語の素晴らしさが伝わるんじゃないでしょうかね。



        今日の噺家 5代目古今亭志ん生師匠篇

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           様々な評論家や落語愛好家、噺家等々に語り尽くされている5代目古今亭志ん生。今更ながら僕のような、落語をようやく知り始めたようなぺーぺーが語るのもおこがましいと思いますが、やはりこの戦後の最大の名人である古今亭志ん生は落語を聴いている者ならば避けて通れない噺家だと思います。

          初めて志ん生という噺家を聴いた時には正直、どこが面白いのかわかりませんでした。なんだか、だらだらと思いついたことをしゃぺっているだけという印象があったのです。それが面白いなと思うようになってきたのは何時ごろだったのでしょうか。不思議といつの間にか面白いと思えるようになったんですよねぇ。
           たぶん、初めて志ん生を聴いたのは『火焔太鼓』だったと思うんですが、最初の印象とはかなり異なっており、同じ音源なんですが今では面白くて面白くて。今のお気に入りは『お直し』ですかね。何度聴いても笑ってしまいます。

           志ん生の特徴は、その天衣無縫と評された噺の流れ。その時その時、お客の反応などを観てネタを変え、同じネタでも様々に時間を調整することもできたと聞きます。それ故に、大爆発した時の志ん生のネタは、本当に面白かったそうで、逆にのらない時は全く面白くなかったとか。それだけ出来不出来に差があったのに、志ん生だからと周りも思っていたというのは、志ん生その人自身が落語という芸だったんでしょうか。ほとんどのお客さんが志ん生を見に来ていたんでしょうね。高座の上で寝てしまっても、お客はそれを観て喜んでいたというんだから凄い。
           これは3代目桂枝雀師匠が求めた最高の形に近いんじゃないでしょうか。枝雀師匠はただ高座に上がってお客さんの前に座ってニコニコしているだけで、お客さんを笑わせるようになりたいと言っておりました。まさに、志ん生という落語家はその境地に最も近いところまでたどり着いたのかもしれません。

           志ん生のその破天荒さからはなかなか想像できないのですが、芸に対しては本当に努力家だったようです。その持ちネタの多さも、努力の結果でしょうし、その時その時の高座の雰囲気で好きなようにしゃべっているように思われていますが、それはかなりの計算があったようです。実際に売れる前の志ん生は、本当に巧い落語をしていたらしいのです。残念ながら、それだけでは売れることができなかったようですが。また、晩年も勉強を欠かすことがなかったようで、他の人にはその姿を見ることはなかったようですが、人が見ていないところで『円朝全集』を読んでいたようです。本当に落語に対してはまっすぐに向き合っていたんでしょう。
           志ん生師匠の人生の中には語られることが沢山あります。そのまんま落語の世界に出てくるような人だったんでしょうな。志ん生と同じ時代を生きていた人はなんと羨ましいことでしょうかね。

           なんだか、好き勝手なことをただ書いてしまいましたが、僕が書かなくても志ん生の偉大さは周知のことですね。僕は今、『古今亭志ん生〜名演大全集』全48巻を少しずつ図書館で借りては聞いているんですが、知らないネタも沢山ありますが本当に面白いですなぁ。中毒的な感じになりそうな、そんな魅力のある噺家だと思いますな。



          今日の噺家 3代目柳家権太楼師匠篇

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             今、東京落語界の中で一番好きな噺家はと聴かれたら、僕と嫁さんが一番に挙げるのは3代目柳家権太楼師匠ですな。初めて権太楼師匠を知ったのは、たぶん「TBS落語研究会」で、その時の題目は「質屋蔵」だったと思います。最初観た時は、こんな面白い噺家が東京にいるんだと思ったのが最初の印象。まあ、権太楼師匠がきっかけで寄席に行ったり、落語会に行ったりするようになったんですが、寄席に行けば面白い噺家、巧い噺家は沢山いるのを知ったわけで、「東京にいるんだ」と最初に思ったというのはまったく落語の世界を知らなかった証拠なんでしょうね。
             確かに、面白いなぁと思ったり、この人は巧いなと思う噺家は沢山いましたし、その中でお気に入りの噺家が出来たのは間違いありません。そんな中でも、やなり権太楼師匠の最初の印象は変わっておらず、沢山の噺家の中でも群を抜いて面白いと僕は思っております。
             「質屋蔵」をはじめ、「御神酒徳利」「不動坊火焔」「天狗裁き」「笠碁」「芝浜」「文七元結」「幽霊の辻」「お見立て」「にらみ返し」「一人酒盛」と観てきたのですが、爆笑落語と評価される師匠だけあって、その高座は爆笑につぐ爆笑。桂枝雀師匠を彷彿させる部分があり、僕と嫁さんの中ではどこか似ているところがあるよねと話していたんですが、実際に枝雀師匠が手掛けていた「幽霊の辻」を得意ネタの1つとしてますし、権太楼師匠自身も自著の中で「笑いの勘所」が枝雀師匠と似ているところがあるというようなことを述べております。枝雀師匠から落語を好きになった僕と嫁さんにとって、権太楼師匠が好きになるのは必然だったのかもしれませんね。
             その一方で、「芝浜」や「文七元結」のような人情噺もしっかり聞かせて、泣かせてくれる。本当に聴いていて、常にどんなネタでも楽しませてくれます。
             ちなみに、嫁さんが好きな小噺、老夫婦のゴルフは何度聴いても、内容は知っているのに必ず笑ってしまいます。この小噺を聴いただけでも何だか得をした気がしてしまいます。

             権太楼師匠が言っている、「落語はつねに稽古。」「お客さんいる前で落語をするのが一番の稽古。」というような言葉は、権太楼師匠の噺家としてのプライド、プロ意識が集約された言葉だと思います。芸を高め、目標を目指して精進するという姿勢が常にあるんでしょうな。
             僕は、高座を降りる時の権太楼師匠の厳しい表情が印象的です。ネタ中はあんなにニコニコとした表情なんですが、高座を降りる時の表情がいつも厳しいのです。それは、ネタの出来が悪かったからのではなく、常に真剣に高座に上がっているからこその表情なんでしょうな。


            柳家権太楼
            1947年1月24日生まれ。
            1970年4月、23歳で柳家ほたるとして5代目柳家つばめに入門。
            1974年9月、つばめの死去で、5代目柳家小さん門下へ。
            1975年11月、柳家さん光で二つ目に昇進。
            1982年9月、35歳で真打に昇進。3代目柳家権太楼を襲名する。



            今日の噺家 立川志の輔師匠篇

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               最近はまって良く聴いているのが立川志の輔師匠です。
               テレビでも活躍していますし、やきそばのCMでも有名なので、落語を聴かなくても知っている人は多いでしょう。
               
               志の輔師匠の古典落語は「らくご」しか聞いていません。大体、近くの図書館でCDを借りてきて落語を聴くことがほとんどなので、その図書館にあまり志の輔師匠のCDがないという理由なのです。
               古典落語はあまりないのですが、新作落語が結構そろっているので、志の輔師匠といえば新作落語というイメージがあります。

               というわけで、志の輔師匠の新作落語ばかりを聴いているのですが、この新作落語はあまり聴いたことはなかったのです。今まで聴いた新作落語と言えば、米朝師匠の「一門笛」や枝雀師匠の「皿屋敷」「雨乞い源兵衛」ぐらいですか。これらの新作落語は、時代設定が昔なんですよね。たぶん江戸時代くらいだと思いますけど。だから、自分としては新作という感じがあまりしない。
               一方、志の輔師匠の行う新作落語の舞台は現代なんですよね。これが最初新鮮で、こんな落語もあるんだなぁと思ったものです。現代を舞台にしているので、こんなこと起こりそうだなというおもしろさがあったのですが、志の輔師匠の面白さはネタの完成度だけではないのです。





              今日の噺家 桂米朝師匠篇

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                 以前書きましたが、10月4日に演われる「米朝・小米朝親子会」のチケットを取りました。初めて行く落語(自分の意志という意味で)で、米朝師匠の噺を聴けるというのは、何とも幸せです。というのも、米朝師匠は知る人ぞ知る、人間国宝の一人なのです。人間国宝の芸を生で見る機会なんてあまりないのではないでしょうから。

                 さて、桂米朝師匠は、上方落語の四天王の一人として、戦後滅びかけていた上方落語を復活させた張本人なのです。古くてやり手のなくなっていたネタを受け継ぎ、弟子に伝えてきました。時には、米朝師匠のほぼオリジナルに近い形でネタを復活させてきたのです。若い噺家さんの中には、米朝師匠が復活させたものとは知らずに高座にかけられているネタも多いようです。米朝師匠がいなければ、もう聴くことが出来なくなったネタも多いのでしょう。
                 一方で、自作の落語も手がけているようです。米朝師匠自作の「一文笛」は笑いながらも、最後にはほろりと涙が出てしまうような名作中の名作だと思います。

                 このように上方落語を盛り上げつづけてきた米朝師匠ですが、活躍は落語以外にも広がっているようです。オーケストラの指揮をやったこともあるようですし、落語家として初めて事務所を構えたのも、米朝師匠です。

                 米朝師匠の門下には多くの噺家が育っています。米朝一門の活躍による、上方落語の更なる隆盛を期待したいと思います。 



                今日の噺家 春風亭小朝師匠編

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                   桂枝雀師匠編に書いたように、落語を聴くようになってからしばらくは、上方落語ばかりを聴いていました。別にそれが悪い訳ではないのですが、東京の落語も聴いて幅を広げようと思っていました。というわけで、どの落語家を聴こうかと、いろいろ調べて悩んでいたのですが、それは自分なりに条件を決めたためです。

                   その条件とは、まず古典落語中心の落語家であること。次に、今現在、健在の落語家ということ。これはせっかく東京近郊に住んでいるのですから、機会があれば、その落語家の出ている落語会に行きたいから。枝雀師匠のような思いはしたくはありませんから。最後の条件として、素人考えではありますが、テレビなどでよく観る、親しみのある落語家ということ。

                   ということで、古今亭志ん生、志ん朝師匠などは、まず外れて頂きました。
                   今は若い落語家さんが結構活躍しているので、候補は多かったのですが、最初に聴く東京の落語家として、春風亭小朝師匠を選ぶことにしました。
                   正直言いますと、テレビで小朝師匠の存在は知っていたのですが、落語家としての活躍は知りませんでした。さっそくCDを借りてきて聴いてみたのですが、これがおもしろいのなんの、早く小朝師匠の落語を聴くようになっておけば良かったと少し後悔してしまいました。本当に。



                  今日の噺家 桂枝雀師匠篇

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                     ほんの数ヶ月ほど前まで、落語に全くと言っていいほど興味はありませんでした。本当にたまたまですが、ビデオを観る機会に恵まれたのです。
                     始めて観る落語は、古典落語ということもあり、解らない言葉も多少あったにもかかわらず、爆笑に次ぐ爆笑。その噺家こそ、この枝雀師匠だったのです。

                     後で解ったのですが、「これは本当の落語ではない。」というような批判もされたこともあったようですが、枝雀師匠のパワフルな落語は魅力が一坏です。確かに他の落語家と比べると、異質な存在かもしれません。本流ではないかもしれませんが、枝雀師匠の語り、演技から生まれる笑いは、他の追隨を許さないものではないでしょうか。
                     枝雀師匠はロマンチストだったようで、ただ笑うだけではなく、最後に感動を残すような噺もあり、落語の奥深さを教えてくれたといって過言ではありません。
                     


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