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    • 2015.11.30 Monday
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    読書日記 『空中ブランコ』

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       第131回直木賞受賞作品の本作は、伊良部シリーズの2冊目。『イン・ザ・プール』に比べても伊良部の奇人さはさらに磨きがかかり、作品自体の内容もパワーアップ。直木賞受賞も頷ける完成度ですが、内容自体は直木賞という感じがしないのはご愛敬。

       収録作は
      表題作の「空中ブランコ」、尖端恐怖症のヤクザを描いた「ハリネズミ」、整然としたものを破壊したい衝動に駆られる強迫神経症の精神科医の「義父のヅラ」、一塁へまともな送球ができなくなったプロ野球選手を描いた「ホットコーナー」、心因性嘔吐症を患った女流作家を描いた「女流作家」の5作品。

       作品の馬鹿らしさで言えば、なんと言っても「義父のヅラ」。もっともこのシリーズの作品らしい作品と言えましょう。ラストシーンの学部長のヅラを取るシーンなんて面白すぎる。こんな滅茶苦茶なことができるのは伊良部のキャラクターがあってこそでしょう。
       以外に良かったのが「女流作家」。出版界の(実際はどうかしりませんが)裏のドロドロとした感じが描かれていて、特に女性の世界の汚さが非常に書かれているような気がします。この話の主人公である星山愛子がまた嫌な感じなんですよ。でも、この話のラストシーンでのあの看護婦のマユミのセリフがまた良いんだわ。なんだか、マユミってだんだん存在感が出てきたような気がします。この調子でもっと話に出てくると良いんですがね、結構いいキャラクターだし。

       ちなみに、この『空中ブランコ』はドラマと舞台になっているらしいです。ドラマの伊良部役は阿部寛。舞台版では宮迫博之。どちらもイメージと違うな〜。やっぱ田口浩正って感じですかね。マユミ役の釈由美子には納得。



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        • 2015.11.30 Monday
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