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    • 2015.11.30 Monday
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    マンガ日記 『世界の終わりと夜明け前』

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       浅野いにおの初の短編集。本作でたぶん今出ている浅野作品は全て読んだことになると思われます。好き嫌いが分かれそうな漫画家ですが、僕はかなり好きな漫画家の1人です。来年公開予定の映画『ソラニン』もかなり期待しております。


       収録作品は
      「無題」「夜明け前」「アルファルファ」「日曜・午後・六時半。 夏の思い出」「日曜・午後・六時半。 ア ガール イン ブリリアントワールド オブ ア ボーイズ デイドリーム」「日曜・午後・六時半。 帰宅」「超妄想A子の日常と憂鬱」「休日の過ごし方」「17」「素晴らしい世界」「東京」「世界の終わり」「時空大戦スネークマン」


      「無題」
       日常の風景をイラスト風に描いた感じのもの。感想はなし。

      「夜明け前」
       夜はマイナス。夜明けはプラス。ということを前提にして描いたような作品。夜に行われている様々な人の行動。それは夜明けに浄化され、希望という新しい日が生まれる。そんな感じの作品。

      「アルファルファ」
       社会に反抗的な女の子と、社会を斜に構えて観ている少年。物語性はほぼない作品ですが、浅野いにお作品らしいって言ったらそう。

      「日曜・午後・六時半。 夏の思い出」
       連作。父親がリストラされ、突然家を出て行った3人家族の長男の物語。昔の彼女との出会い。お決まりの彼女は結婚、その生活に不満。よりを戻すのかと見せかけ、彼女の言っていたことは全て嘘パターン。それでも長男は一歩前進。人間、なんか悪い出来事でも、なにかのきっかけがないと前進しないもんなんでしょうか。

      「日曜・午後・六時半。 ア ガール イン ブリリアントワールド オブ ア ボーイズ デイドリーム」
       父親失踪した家族の次女の話。頭はいいけど社会を否定している少年との話。少年はこんな社会なんてないほうがいいと言ってますが、最後には自分の世界を守るための行動にでる。
       物語は別として、浅野いにおの描く女の子って、美人なわけじゃないけどどこか可愛い。

      「日曜・午後・六時半。 帰宅」
       失踪した父親の帰宅の話。「アルファルファ」の女の子と父親は出会う。女の子は家出して、お金のためにAVに出ようとして、怖気づいて逃げたら恐い人に暴力を受けて田舎に捨てられていたところで父親に出会う。父親は理想の家族のために働くが、妻に先立たれ、社会にも会社にも裏切られてきた。ちょっと可哀想ですが、今の世の中あり得そうで恐い。

      「超妄想A子の日常と憂鬱」
       同人誌的な作品。メチャクチャな内容ながら、最後の「ちょっとだけ泣きます」が浅野作品らしい感じ。

      「休日の過ごし方」
       これは普通の女の子の、休日の普通の過ごし方をただ描いただけの作品ですが、なんか雰囲気がいい。女の子の行動とか表情とかがいいんでしょうな。

      「17」
       ちょっと冷めている高校生の男の子が主人公。出来心でコンビニのレジからお金を盗ったり、噂でヤリマンの女の子に援交を誘ったり。駄目っぷり満載の作品。

      「素晴らしい世界」
       昔の自分から今の自分宛の手紙を読む女の子。ちょっと感傷的になるもんでしょうね、実際。未来への自分へ手紙を書くというのはいろいろ効能がありそうですが。

      「東京」
       「今の自分は自分でしかない」。当たり前ながらぐっと読ませる作品。物語の展開もよく、秀作。なかなか理想の将来というのは実現できないけど、現実はやっぱり現実なんです。それを否定なんてできないよねって感じ。

      「世界の終わり」
       世界の終わりと女子高生のキスの関係はよくわからん。作者自身も分からないそうです。でも、不思議と全体的に世界の終わりを感じるような気がするのは僕だけでしょうか。

      「時空大戦スネークマン」
       「東京」の主人公の漫画家が小学校時代に描いたマンガらしい。落書きみたいなもの。




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        • 2015.11.30 Monday
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