マンガ日記 『Danza』

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     その独特な絵からは考えられないような深い物語を描くオノ・ナツメ。本作『Danza』でも唸らされるような名作揃い。もっと評価されるべき漫画家の1人でしょうな。

    「長靴」
     親子の絆を描いた本作。寡黙な父親が心を最後に開いてくれるシーンに涙。でもはじめから父親は心を閉ざしてなんかなかったんだろうな。

    「湖の記憶」
     タイムマシンで過去の父親の望みを叶える息子の話。SFはオノ・ナツメの作品としては珍しいかな。それでもオノ・ナツメらしさは損なわれてません。

    「箱庭」
     これも頑固な義父と息子の話。息子がまた外国人となると複雑ですな。なかなか壁を壊すのは難しいものです。

    「ジェラテリーアとカラビニエーリ」
     ジェラート屋の前に警備で立つ警察。暑い日にはさぞ辛いことでしょう。でもからかっちゃいけませんな。

    「煙」
     自由気ままに生きてきた弟と、周りの期待に応えるべく自分を作ってきた兄。どちらが幸せなのか、はたまた2人とも不幸なのか。

    「パートナー」
     ハリウッド映画を観ているような作品。テンポもいいし、オノ・ナツメらしさもしっかり出ているし、今回の収録作品の中で一番の出来かな。


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