映画鑑賞日記 『フロスト×ニクソン』

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     ちょっと前に確かビジネスブックマラソンの土井さんがこの作品が面白いと書いていたと思うんですが、それを読んでずっと観たいと思っていた作品。評価が高いからなのか、タイミングが悪かったのか、近くのツタヤでなぜかずっと借りられており、ようやく先日観ることができました。
     
     内容は、簡単に言ったらウォーターゲート事件によって失墜したニクソンが、人気バラエティの司会者であるフロストのインタビュー番組を利用して政界復帰を求める一方、ニクソンの口からウォーターゲート事件の真実、そして謝罪を引き出そうとするフロストの壮絶な口舌戦を描いた物語。
     これはきっとノンフィクションなんでしょうが、こんな凄いインタビュー番組があったと思うと凄いなぁと。これが劇中の中だけの物語なら、面白い脚本だなと思うだけなんですがね。
     そして、アクション映画ではないのに、最後のインタビューを迎えるあたりからのあの緊迫感。下手なアクション映画よりもハラハラさせられました。

     で、この映画で凄いのは、やはりニクソンが百戦錬磨の政治屋であるということがしっかりと描かれているというところ。この映画では決してニクソンをけなしていない。むしろ評価を高く描かれているんじゃないかな。
     あのフロストの質問を煙に巻く話術は、アメリカという巨大な国のトップに上り詰めた人物の底の深さを表わしています。そして、最後、フロストの質問によってウォーターゲート事件について語りだす姿は、人間の弱さをしっかりと描かれていると言えましょう。あのニクソン役のフランク・ランジェラの表情の変化は凄いの一言。
     あと、ケヴィン・ベーコンはやっぱり特徴的な顔だけどかっこええ。今回、ちょい役というのがもったいないな。

     とにかく、この作品、噂にたがわない良作。ネットでみると意外と辛口評価が多いようですが、個人的にはお勧め作品ですね。


     あらすじは
    「ウォーターゲート事件で失脚したニクソン大統領。その辞任中継の視聴率の高さに目をつけた人気テレビ司会者・フロストは、ニクソンへの1対1のインタビュー番組を企画。ニクソン側も扱いやすいフロスト相手のインタビューを名誉回復の機会ととらえ、法外なギャラで出演契約を結んだ。フロストは事件に対する謝罪の言葉を引き出すべく、ゼルニックとレストンをブレーンに迎え、質問の練り上げ作業に入るのだが……。」

    <スタッフ>
    監督: ロン・ハワード 
    製作: ブライアン・グレイザー ロン・ハワード ティム・ビーヴァン 
    エリック・フェルナー 
    製作総指揮: ピーター・モーガン マシュー・バイアム・ショウ 
    デブラ・ヘイワード ライザ・チェイシン カレン・ケーラ・シャーウッド 
    デヴィッド・ベルナルディ トッド・ハロウェル 
    原作戯曲: ピーター・モーガン 
    脚本: ピーター・モーガン  撮影: サルヴァトーレ・トチノ 
    プロダクションデザイン: マイケル・コレンブリス 
    衣装デザイン: ダニエル・オーランディ 
    編集: マイク・ヒル  ダン・ハンリー 
    音楽: ハンス・ジマー

    <キャスト>
    フランク・ランジェラ  マイケル・シーン  ケヴィン・ベーコン
    レベッカ・ホール トビー・ジョーンズ マシュー・マクファディン 
    オリヴァー・プラット サム・ロックウェル ケイト・ジェニングス・グラント 
    アンディ・ミルダー パティ・マコーマック


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