映画鑑賞日記 『ザカリーに捧ぐ』

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     だいぶ前に観た映画なんですが、今まで観てきたドキュメンタリー映画の中でも3本の指に入るほどの衝撃的な内容。もう、観た後に「悪魔は本当に存在するんだ」と知りました。内容を思い出すと、怒りよりも、あまりにも理不尽、悲しみで吐き気を催すくらい。たぶん、この映画を観た人は僕が言っていることは理解してくれるんじゃないでしょうか。お願いだから、最後の最後で、この作品は全てフィクションですというメッセージが欲しいと思いました。

     人間、行きつくところまで行けば、悪魔になれるんだ。この作品に出てくる殺人犯の女性は、人間の皮をかぶった悪魔。悪魔というのは、人を殺したからではない。人を殺し、残された者のすべてを壊すから。
     殺人犯の子供として生まれ、1年ほどで生涯を閉じたザカリー。宗教家の中には、生まれてきたのには絶対に意味があるという人がいますが、僕はザカリーに生きてきた意味を見出してあげることができなかった。誰か、ザカリーに生まれてきた意味をあげて欲しいもんです。

     そして、これはアメリカ、カナダの法制度の不備、社会の不備が起こした悲劇。
     これは決して外国だけで起きることではなく、日本でも同じようなことが起きる可能性はゼロではない。やはり、社会全体で、その不備をなくす努力をする必要があるんではないでしょうか。

     もう配信は終わったんですが、この映画は『未公開映画祭』でネット配信されていたもの。現在はDVD化もされたようなんで「おもしろい」とか、「観なきゃ損」というようにお勧めはできないけど、多くの人に観てもらい、いろいろ考えてもらいたい作品です。


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