映画鑑賞日記 『レリジュラス〜世界宗教おちょくりツアー〜』

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     昨日に引き続いて『松嶋×町山 未公開映画祭』で配信されいた作品を。こちらはDVD化はされなかったようでして、かなり面白い内容だっただけに残念。

     内容は毒舌コメディアンのビル・マーが、信仰者に対してインタビューするというもの。これがまた凄いの。ビル・マーというのは無神論者でして、信者に対して聖書や経典の矛盾をズバズバ聞いていくの。例えば、キリスト教信者に対して、「旧約聖書に書かれているように蛇がしゃべるわけないだろ」と聞いたり、「蛇がしゃべることをホントに信じているものがこの国の指導者になっている」とか。

     これが、質問されたほうも笑い話にするんだったら正常だと思いますよ。でもね、この質問をされた信者は真っ赤な顔して怒り出すの。これって凄いことですよね。通常の思考ができる大人がですよ、聖書に書かれていることは全て真実で、蛇がしゃべったり、海を割ったりできると本気で思ってんですよ。この作品に出てきた上院議員、アメリカを動かしている一人ですよ、でさえ進化論を科学者の嘘だと否定する。

     こういった事実で、信仰の恐ろしさっていうものを理解できる。宗教の恐ろしい点は、信者から思考能力を奪うこと。信仰とは頭を使わせないことであり、教義をありのまま疑うことせずに受け入れろということ。僕にはやっぱり、キリスト教などのいかがわしくない宗教と、カルトと呼ばれるいかがわしい宗教の区別がつかなくなっちゃったよ。
     もし、政教一致が推し進められたら、思考能力を奪われた国民を操り、聖戦のもとに他国に侵略することもできるということだ。ありえないことかもしれないけど、アメリカのように国民の多くが信仰をもっている国では、起こりうることかもしれない。
     
     僕は、無神論者だし、そのことで信仰をもっている人にとやかく言うつもりはない。信仰は個人の自由だし、他人に迷惑をかけなければ、どんな信仰でもいいと思っている。でも、周囲に影響を与え、押しつけることがあったら、その時は対抗すべきだろうなと思う。


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