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    • 2015.11.30 Monday
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    読書日記 『詭弁論理学』

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       1976年に出版された本。随分と古い本ですが、Amazonで最近のレビューがありますし、未だに読まれ続けている名著と言えそうです。内容は『議論術速成法〜新しいトピカ』と少し違った感じで、『論理術速成法』が細かな方法論を説明しているのに対して、本書は強弁・詭弁という大きな枠での構造的な説明に終始していると思います。きっとこの本を読んでもたぶん議論には強くならないんではないでしょうか。
       ただ、強弁・詭弁といった論の矛盾点や見落としがちになる点などをパズルや簡単な言葉の問題などを利用して説明してくれているために、題名の重々しさからは想像できないほど読みやすい本となっています。
       ただし、途中から文の構造をより明白にするために、数式によって文構造を説明しているのですが、かえってこれが文系の人間には解りにくい。数学アレルギーの人にとっては非常に苦しいかも。

       すでにこの本が発刊されてから30年。未だに読まれているというのは、まさに名著と言えるでしょう。実際に読んでみて古さは感じられませんでしたし、確かに論の展開に関して新しい発見があったのは間違いありません。


       最後に、本書の中で出てきた問題の中で面白いなあと思ったものを。
       
       凶弾に倒れたケネディの魂が天に昇る途中で天使からこんなことを教わった。
      「あなたはもうすぐ、分かれ道に着くでしょう。一つは天国に、一つは地獄に行く道です。そこには二人が立っていて、どちらかに一回だけ質問ができます。天国に聞く道がわかるように、上手に質問しなさい。」
       「ふたりは見た目は同じ天使ですが、ひとりはチャーチル、ひとりはヒトラーです。チャーチルはいつでも本当のことを言います。ヒトラーはいつでも嘘を言います。あなたは一度だけ「はい」「いいえ」で答えられる質問をしなければなりません。」
       初めは無理だと考えたケネディですが、天に登る途中で正しい質問を思いつき、見事天国への道を知ることができました。では、ケネディが思いついた質問とは?

      答えは以下の通り(反転させて下さい)。

      「あなたは「この道が天国に行く道ですか」と聞かれたら「はい」と答えますか?」

      <解説>
      正解の質問の返答の可能性を考えればよく解ると思います。

      質問した相手がチャーチルで、天国への道だった場合 → 「はい」
      質問した相手がチャーチルで、地獄への道だった場合 → 「いいえ」
      質問した相手がヒトラーで、天国への道だった場合 →  「はい」
      質問した相手がヒトラーで、地獄への道だった場合 →  「いいえ」



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