マンガ日記 『はじめの一歩 (92)』

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     今日発売の『はじめの一歩』最新刊。
     前巻からの続きでウォーリー戦。今までの対戦の中でも今回は一番の絶体絶命。それをどう逆転するのか、今巻の最後のほうでようやくウォーリーを捕えた感じ。というか、まだこの対戦は続くのか・・・。確実に次巻では終わるだろうけど。
     それにしも、今回の対戦にはいろんな要素がからんでいる。まず鴨川とミゲールの因縁。次回の予告をちらっと見ると、この因縁がかなり勝敗に関わってくるみたい。そして、一歩の非常識な頑丈さは、対宮田戦を想定しているということ。まだまだ物語は続く雰囲気プンプンってとこでしょうか。

     今回一番気になったのがウォーリーの笑顔。ちょっとキモい・・・。


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    マンガ日記 『アイアムアヒーロー』(1)〜(3)

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       「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」「このマンガを読め!」などの各種の賞で好評価を受けている本作品『アイアムアヒーロー』。ちょっと興味があったので手に取ったわけですが、作者は花沢健吾さん。花沢さんと言うと、僕が知っているのはスピリッツ購読時代に連載していた『ルサンチマン』のみ。その後の『ボーイズ・オン・ザ・ラン』も評価が高かったようなんですが、どうも『ルサンチマン』の印象が強くって、汚い男が出てくるイメージがあって本作はどうなんだろうと思って手に取ったわけです。

       1巻の最初は雰囲気はあるが、まあ花沢さんの得意としているような内容なのかなと思っていたんですが、1巻の最後のほうから一気に展開が変わってきてびっくり。個人的に、花沢さんの画風はおどろおどろしい、決して上手いとは言えないが記憶にのころようなものだと思っていたのですが、この作品の雰囲気と完全にマッチしていてもう頭から離れないような感じになってしまいました。
       というか、あの後半からの展開はなに?まったく意味が分からず、そして恐怖が襲ってくる。2巻、3巻は展開が早く、それなのに全く謎も分からない、いやいや現在の状況さえもまだ分からない状態。この後の展開がどうなるのか、かなり楽しみ。

       また楽しみなマンガができました。良い事なんだか、悪い事なんだか・・・。




      マンガ日記 『20世紀少年―本格科学冒険漫画』

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         長らく本棚の飾りと化していた『20世紀少年―本格科学冒険漫画』。なんとなく読んでいないうちに映画化もされ、ますます読む気が遠のいてしまった本作。途中まではスピリッツでリアルタイムに読んでいたんですがねぇ。先日、急に読んでみようと思い立ったわけですが、読んだらほんと数日の間に一気読み。ここ数日、きりのいい所まで読もうとしても、どんどん面白くなっていくので時間が足りなくなっていってしまった始末でした。

         物語は、子どものころの空想ごとを現実に起こして、地球を危機に陥れ、それを救うことで世界を征服しようとする“ともだち”と、それを阻止すべく立ち上がったいわゆるケンジ一派の戦いというところでしょうか。
         子どもの頃、特に男ならくだらない夢をみたもんです。それを現実に起こそうというのは一種の狂気。が、これを読んでいて、浦沢直樹さんの頭の中には一連のオウム事件が念頭に入っていたんだろうなと思います。
         “ともだち”は子どものころの夢想を現実にしようとしたわけですが、オウムの麻原も子どものころにみたアニメ「戦艦ヤマト」とかの影響を強く受け、それを終末論などにからめていったらしいです。そして、本書で出てくる細菌兵器は、まさにサリン。
         ある意味、オウムの暴走が行きつくとこまで、誰にも止められなかった場合には、実際に『20世紀少年』の世界のような事態に陥ったのかもしれません。そう考えると、ちょっとゾッとしますな。

         それはそうと、全22巻を読み終わったのに全く謎が解けていない。どうやら『21世紀少年』によって全てが明らかになるよう。22巻を読み終わって、すぐに書店に駆けこんでしまいましたよ。それでは、続きを読もうと。




        マンガ日記 『聖☆おにいさん(5)』

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           嫁さんが楽しみにしている作品の1つである『聖☆おにいさん』の最新刊である第5巻が発売されていました。
           まあ、なんと言いましょうか、どんどんマニアック路線へと突き進んでいっているような気がします。これがまた、宗教的なマニアックさと、現代のPCやネットの世界であったりと多岐にかつ深くなっていってるな。

           登場人物もかなり多くなってきて、パウロ、ペテロ兄弟やユダ、マーラやルシファーなどかなり個性的なキャラばかり。中村光的世界がどんどん構築されていっている感じです。
           まさか、イエスとブッタを主人公としたギャグ漫画がここまで続いているとは思ってもいませんでしたな。




          マンガ日記 『カタリベ』

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             石川雅之と言えば『もやしもん』が代表作。あの絵本にもなった菌類のかわいらしさがそのまま自身の印象になりかねないのですが、この人って結構硬派なマンガも描いている。未読だけど『人切り竜馬』とか表紙を見ただけでも『もやしもん』とは全く異なる世界の作品なんだろうなと思ってしまいます。この『カタリベ』も硬派路線の作品なんじゃないかあ。個人的にはこの人のギャグセンスも好きなんで、どちらの路線も好きな感じはしていますが。

             物語は南北朝時代。明の皇帝に倒された豪族の末族である九姓漁戸は主人公カタリベを御曹司としていつか明を倒すことを目指していた。しかし、その村は倭寇の襲来により殲滅、多くの者が奴隷として日本へ向かうことになる。途中、カタリベは名前を後世に残すことを目指す海賊マエカワに出会い、その仲間となり、村を襲撃した海商“三つ目”に復習を遂げようとする。

             という感じの内容。物語は登場人物も多く、話も入り組んでおり、ちょっと説明するのが難しい。というか面倒。とにかく言えることは、この物語の壮大さは決して1巻で終わるものではなく、実際に本書も結構中途半端な感じで終わっている。この続編はあるのかな、とても気になる。
             ちょっと内容は違いますが、高寺彰彦の『ナムチ―臥竜解封録』を連想させられる。こちらも、非常に壮大な世界観と多くの謎を残し、かつ未だプロローグ的な状況で続きが描かれていない。なんとかして『ナムチ―臥竜解封録』の続きを見たいと思っているのだが実質的に続きが描かれることはなさそう。この『カタリベ』もそんな感じになってしまいそうで非常に残念。




            マンガ日記 『諸星大二郎 ナンセンスギャグ漫画集・妙の巻』

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               昨日に引き続き、諸星大二郎のナンセンスギャグマンガ集を。昨日の「珍の巻」に引き続き、「妙の巻」を。

              「奇妙なレストラン」
               宮沢賢治の「注文の多い料理店」の諸星版といった感じ。

              「真夜中の会合」
               トイレの便器が付喪神になったということかな?

              「客船セント・ピーター号上の昼食会」
               これは最初からラストが分かるような、王道的な展開の話。

              「禍れんだあ!」
              「ある災害」
              「人をくった物語」
              「珈琲店漂流記」
               同じシリーズなんかな。主人公(ってほどでもないけど)が同じ。ナンセンスの方向性も似ている。手を加えれば世にも奇妙な物語の1話ぐらいにはなりそうな内容。

              「シマ男の逆襲」
               床屋のサインポールから生まれたシマ男参上!ってわけ分からん。

              「コルク栓のある死体」
               コルクがついていた死体からはワインが・・・。これも理解不能。

              「郵便ポストはなぜ赤い」
               郵便ポストって元は白いんだ。誰かが赤く塗ってんだねぇ。

              「シマ男の復活」
               シマ男シリーズ。このシリーズを引っ張るのか。

              「コッシー譚」
               ネスカフェにはコッシーが住んでるらしい。

              「ふしぎなナプキン」
               なんでもキレイに消せるナプキン。あったら便利か?

              「星に願いを」
               星にお願いしたら宇宙人に伝わるって、なんだかヤダな。

              「屋根の上の恋」
               ケーキとヤキイモの恋はやっぱり実らず。

              「4コマごっこ」
              「BUS STOP・他」
              「オー氏の旅行」
               投稿した作品みたいものを集めたもの。

              「アリゲーター」
               ラストにホントにくだらない駄洒落をもってくる作品って他にも結構あったような気がすんな。

              「毒を食らわば」
               諸怪志異シリーズに入ってそうな話。収録するの間違ったんじゃないかなと思ったくらい。

              「辛口講談」
               世にも奇妙な物語にありそう。

              「砂漠の真ン中に」
               これは諸星大二郎的な作品。絵も初期の感じだな。


               かなり一口コメントも適当な感じ。というか、コメントしずらい作品ばっかだな・・・。




              マンガ日記 『諸星大二郎 ナンセンスギャグ漫画集・珍の巻』

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                 諸星大二郎の初期の作品集。これほどまでも現在のものと違うのかと思ってしまうナンセンス・ギャグ集。というか、これがナンセンスというのか、はたまたギャグなのであろうか謎。本人のあとがきにはデビューして間もなくで、どのような方向性を目指すのかが分からなかった時期であるというようなことが書かれていますが、これはかなり悩んだんだろうなぁ。もし、突然、今の諸星大二郎が本作に収録されている作品を再び書くようにったら、確実にイカレてしまったと思っちゃいそう。画の雰囲気も違う感じのものもあるし、ある意味、本書は諸星大二郎の貴重な資料集になりそうな感じ。

                「ご次元世界物語」
                 もうメチャクチャな内容。昔の少年誌を思わせるギャグマンガ。

                「逆立猿人」
                 怒々山博士シリーズ。まあ、これをシリーズ化しようとしたのが凄いな。

                「怪談 竜の足跡」
                 怒々山博士シリーズ。これも諸星大二郎らしい感じが出てるな。

                「怒々山博士 聖書を掘る」
                 怒々山博士シリーズ。ホント、おまけって感じの内容。

                「陽はまた昇る」
                 怒々山博士シリーズの長編作品。長い割には説得感がない。

                「蒼ざめた機械」
                 まだまだ青臭さが残る内容だけど、ちょっと方向性が見えてきたかなという感じの作品。

                「猫六先生執筆録」
                 諸星大二郎って猫が好きだったかな。確か「猫本」だっけかな、そんな感じのコラボマンガ集にも描いていたような気がする。

                「総務課の猫」
                 今の作品集に入ってもいいかも。確かにナンセンス。この作品を読むと、初期の試行錯誤したナンセンスの作品群もしっかりと役に立っている感じ。

                「ネット妖怪天国ニッポン」
                 パソコン上の現象を妖怪の仕業に見立てたもの。ちょっと頷かされる内容で、とても新鮮な妖怪もの?

                「硬貨を入れてからボタンを押して下さい」
                 これは前にユリイカに掲載されていた作品。画風は今の作品に近し。内容も今の作品集に入っていても違和感がないかも。

                「無題」
                 なんだか、マンガ好きの学生がノートに書いたような作品。未完だし。


                 一応、収録作品には一口コメントを書いたけど、なんと感想しずらい作品群でしょうか。特に怒々山博士シリーズなんて、どう言えばいいんでしょうか、つまらないというか・・・。まあ、これも初期のものと考えればアリなんでしょうか。




                マンガ日記 『鉄風 (1)』

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                   ちょいと前に出ていた女子格闘技マンガ。リアルな格闘技は少々停滞気味ですが、マンガ界では本作をはじめ、『オールラウンダー廻』とか面白い作品が増えているような気がします。

                   で、本作なんですが第1巻ではまだプロローグ的な感じですが、今後の展開には非常に期待感を持てる。できればリアル路線でいってもらいたいんですが、もうすでに元プロ格闘家をKOしてしまう16歳の女子格闘家なんかがいて、まあマンガの世界だから仕方がないかなと思ったりしてしまいますが。
                   疑問は、どんなスポーツをやらせてもこなすことができた石堂夏中央と、ブラジルからの帰国子女である馬渡ゆず子のどちらが本編の主人公なのかなと。1巻では石堂中心で話が進んでいますが、どうも主人公らしくないんだよなぁ・・・。むしろ悪役的な感じだからな。キャラ的には絶対にゆず子のほうが主人公っぽいんだけど。
                   
                   なにはともあれ、今後の展開は全く分からず。いい意味で非常に期待を持てます。2巻も同時発売されていたんで一緒に買って積読状態だったんでさっそく読み進めてみたいと思います。




                  マンガ日記 『3月のライオン (4)』

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                     『3月のライオン』の最新刊第4巻を読みました。
                     やっぱ、羽海野チカさんってセンスがいいというか、実力のある漫画家だなぁと。偉そうな言い方ですが。とにかく読んでいて面白いし、話の広がり方も今後が期待できる感じ。それでいてハチクロの時も納得のいく着地点に到着したし、今回もいろいろ話が広がったり、それぞれのキャラが、それぞれの物語を歩んでいったとしても、物語自体が迷子になることはないんじゃないかなと、安心して読んでいけます。

                     今回の主役は表紙にも描かれている島田八段。この人、前巻ではとても地味なキャラだったんですが(地味なキャラではあるんですが、それが特徴)、とても味があるキャラとして今回は活躍。今後、桐山にとっても大きな存在になりそう。
                     そして、島田八段の相手となる宗谷名人。これまた、まだまだ秘密のベールが隠されたまんまですが、今後の展開の中で大きな存在になるのは間違いなさそう。
                     『月下の棋士』のようなバチバチの将棋マンガにはならんでしょうが、様々な人間模様をしっかりと描いていけば、これまた名作になりそうな作品であります。




                    マンガ日記 『青春少年マガジン1978〜1983』

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                       漫画化を題材にしたマンガと言えば、名作は『まんが道』。これは誰も否定しないだろう。最近で言えば『バクマン』だろうな。他にも原秀則の『いつでも夢を』なんかもあったが、本書は個人的にはこのテーマでは名作の1つになるんじゃないかなと思う。

                       本書は『What's Michael?』『柔道部物語』の小林まことによる、自伝マンガ。デビューから人気を博した『1・2の三四郎』の連載開始から、その終了までぐらいの時期を、同期のマンガ家との関係から描いたもの。
                       この人のギャグセンスは素晴らしいものがあって、ホント面白い。でも、本書は面白い一方で、少し物悲しい。マンガが好きでマンガ家になり、そして人生を捧げ、人生を終わらした仲間たちの姿を描くのはどんな気持ちだったのか。ちょっと切ないよ、ホントに。
                       マンガ家の仕事の厳しさは他の漫画を題材にした作品でも分かるように劣悪なもの。今はどうだか知らんが、確かに週刊誌というのは到底無理な代物なのかもしれない。現在でも一部の天才、例えば浦沢直樹のような特異な人物が存在するのは確かだが、やっぱり普通の人間にとってはかなり厳しいスケジュールの中の仕事なんじゃないかな。それを真っ向から否定して、なおかつ生き残っている冨樫義博も凄いが、小林まことのように原稿を落としながらも生き残ってきたのも凄い。
                       どちらにせよ、どこかの某東京都知事のようにマンガの価値を非常に低く見ている人物もいるようだし、未だマンガ家の地位向上はされていないのかもしれませんな。それでも、好きなものに打ち込み、没頭する姿は素晴らしいな。もちろん死なない程度で。




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